スプレッド(取引手数料)
FXの取引においては、手数料が発生しますが、この手数料は多くのFX会社で無料としています。コストとして考慮しておかなければならないのが、『スプレッド』です。
スプレッドとは、ある通貨を最も高く買おうとしている人が示しているレート(Bid)と、最も低く売ろうとしている人が示すレート(Ask)、つまり、売り買い二つの為替レートの価格差をいいます。また、この価格差を提示することを『2WAYレート』と言います。
例えば、1ドルを80円で買いたい人(Bid)と、1ドルを80.1円で売りたい人(Ask)がいるとすればなら、スプレッドは0.1円/ドルになります。この場合、ドルを買ってすぐに売ったとしたら、0.1円/ドルを損したことになります。
FXでは、取引手数料が無料という会社が圧倒的に多いのですが、コストという面ではこのスプレッドが発生しますので、売買時における目に見えない手数料として認識しておく必要があります。
変動するスプレッド?
FX業者から提示されるスプレッドには、一定の幅があります。注意が必要なのは『最小スプレッド』。最小スプレッドは、あくまで平常の相場環境時における各社の提示レートの買値(Bid)と売値(ask)の差のうち、最小値を表しています。
相場急変動時や夜間・早朝など市場の流動性が低下した場合、スプレッド幅は広がる可能性があり、こうした状況を想定して取引を見送る投資家も少なくありません。
スプレッドの変動に影響を与えるのはカバー先銀行の提示レートであり、特に早朝ではカバー先銀行からのタイトなレート提示がないことから、スプレッドが拡大しやすいとされています。
その他にスプレッドが拡大する可能性があるのは、各国経済指標の発表時、雇用統計(米)などの発表時など、特にアメリカ指標発表は、世界に影響を与えるので注意が必要です。
こうした変動制のスプレッドを提示する会社もあれば、『固定スプレッド』を提示する会社もありますが、”原則固定”としている会社では、上記のような早朝時にはスプレッドが拡大する可能性があります。

